SHIP MAGAZINE vol.1「どこで働くか、の意味。」SHIP MAGAZINE vol.1「どこで働くか、の意味。」
2024.03.17

SHIP MAGAZINE vol.1「どこで働くか、の意味。」

(こちらはメールマガジンの転載です)

クラウドファンディング支援、ありがとうございました!!

こんにちは。南房企画/SHIPの牧野です。

SHIBUYA IWAI PARK=メルマガ「SHIP MAGAZINE from IWAI」をスタートしました。このメールは「渋谷臨海公園」のクラウドファンディングにご支援いただいたみなさまと、牧野がお世話になっている方々に勝手にお送りしています。当施設(SHIP)に関することはもちろんですが、もう少し広く岩井エリアや南房総の魅力についてお届けできればと考えています。


早速の、名称変更について。

大変恐縮ですが、スタートしていきなり名称変更を行うこととなりました。クラウドファンディング時には「渋谷臨海公園」としておりましたが、ぐるぐると悩んで「渋谷岩井公園 = SHIBUYA IWAI PARK」とし、頭文字をとって「SHIP」という呼ぶことを決めました。やはり「岩井」という地元海岸の名前を掲げたいと思ったからです。「渋谷と岩井を循環する公園」それが「渋谷岩井公園」です。


(このSHIPのロゴデザインは、DEの柴田賢蔵によるものです)

前途多難なプロジェクトの進捗について

この2024年夏の限定オープンに向けて準備を進めています。が、まだまだ先は見えません。6月に向け「浄化槽」を直すことも決意しました(1500万円ほどかかりそうです)。


夏のプレオープンでは、グランドのシャワーを使えるようにし、コーヒーやかき氷などを提供するちょっとした「海の家」のようなものを出す予定です。校舎施設の宿泊などの本オープンはまだ先(2025年夏予定)になるのですが、ぜひこの夏に、岩井海岸へ遊びに来てもらえるよう、チーム一同全力で取り組んでいます。このメルマガを通じて、途中経過も含めてお届けしていけたらと考えています。

正直に言えば、まだまだ資金も足りませんし、知恵も人手も足りていません。ぜひみなさまのお力をお借りできたらうれしいです。

雑感「どこで働くか、の意味」

この岩井のプロジェクトをスタートし、毎週のように岩井海岸へと訪れています。徐々に町の人々とも知り合い、会話をし、少しずつ岩井のことを理解できるようになってきた気がします。

実は3月から近隣の空き家を借りれることが決まったので、二拠点生活をスタートします。メンバーの一人はすでに移住し、岩井周辺で暮らしています。

地域のことを深く知るほど、やるべき課題が増えていきます。このプロジェクトは「廃校の再生事業」にとどまらず、周辺の民宿との連携や、漁港の活性化、空き家の活用、一次産業のブランド化など、やるべきことはすでに山積みです。しかもそれらは、たぶん「自分がやらなければ誰もやらない仕事」でもあります。それはとても意義を感じることのできる仕事です。

仕事は「何をするか」「誰とするか」というものがよく語られると思うのですが、「"どこ"で働くか」ということが大いに影響するのだと実感しています。そして、それが今は東京のような「都市に一極集中」しています。多くの優秀な人々のリソースが、資本主義の真ん中に集っています。

「どこで」はどうしても東京になりがちです。住む環境も含め、もう少しそれが分散したら、もっと面白いことになるのではないかと考えている日々です。まずは、自分たち自身のSHIPプロジェクトを通じて、岩井エリアのユニークな未来を作ることに貢献していきたいと思っています。

きっとうまくいかないことだらけだと思うのですが、このメルマガでその良い面も悪い面も伝えていきます。不定期ですが、なるべく週一くらいで送れるよう頑張ります。岩井からの手紙のようなものだと思って、気軽に読んでいただけたら幸いです。

SHIP 牧野圭太

SHARE
SHIP = SHIBUYA IWAI PARKは、旧・渋谷区富山臨海学園を再生し、渋谷と岩井をつなぐ公園をつくるプロジェクト。2024年の夏にプレーオープン。2025年の夏に、レストランやゲストハウスなど複合施設として生まれる変わる計画です。最新情報は下記のLINE 公式アカウント/SNSで配信しますので、ぜひご登録をお願いします。